ブラックフォーマルとカラーフォーマルの違いと歴史

ブラックフォーマルは、言わずとしれた葬儀や法事などの際に着る洋服を指します。しなしながら、1969年から1970年代くらいまでは、冠婚葬祭すべてに着ることのできる洋服として認識されていました。というのは、その頃現在ではハレの日に着るとされている「カラーフォーマル」が発売されていなかったからです。ですから、その当時の売り場の店員さんは「ブラックフォーマル」をアクセサリーなどで華やかさをプラスしたら「ハレの日用」、シンプルに着ていく場合は「葬儀用」などアドバイスしていたそうです。

今も、百貨店などに行くと「フォーマルな洋服売り場」として冠婚葬祭用の服が売られていますが、明らかに「カラーフォーマル」との違いはあります。しかし、このように認識されていたのは1980年代で、あまり大昔とも言えないのです。こういった歴史から見ても「ハレの日」にブラックフォーマルを着用したいという人もいるでしょうし、黒が好きで着用したいという人もいるかもしれません。その時は、ジャケットを黒ではない華やかな色のものにしたり、コサージュやアクセサリーをつけたりしましょう。

同じ黒でも、レースや刺繍があしらわれたものでしたら、ハレの日にふさわしい装いになります。あまり派手な感じではない透けている黒も、弔時には着用しないので、おしゃれに着こなしてみるのも素敵だと思います。とはいっても、現在は「ブラックフォーマル」と「カラーフォーマル」の用途がはっきりしているいうことを忘れない方が良さそうです。

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